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シルクスクリーン印刷の製版って何?

シルク印刷

シルクスクリーン印刷の製版って何?

こんにちは!

今日はシルクスクリーン印刷についてお話しします。

そもそもシルクスクリーン印刷とは、デザインを布や紙にきれいに転写する印刷手法で、アートやファッション、広告などさまざまな場面で使われています。

では、実際にシルクスクリーン印刷の基本的な流れを見てみましょう。

シルクスクリーン印刷の流れ

デザインを作る: まず、印刷したいデザインを考えます。これがすべての始まりです!

製版作業: ここがシルクスクリーン印刷の中でも特に手間がかかる部分なんです。製版は主に以下のステップで進みます。

スクリーンの準備: スクリーンは細かい網目の布をフレームに張ったもので、まずこれに感光性の乳剤を塗ります。この乳剤は光に反応して固まります。

デザインの転写: デザインを印刷したフィルムをスクリーンの上に置き、紫外線ライトを当てます。すると、デザインの部分だけが光に当たらず、乳剤が硬化しないんです。

乳剤の洗い流し: 次に、光を当てたスクリーンを水で洗います。デザインの部分は乳剤が流れ出て、インクが通る穴ができるんです。

乾燥: 洗った後は、スクリーンをしっかり乾かします。湿っているとインクがうまく乗らないので、ここも大事なステップです。

印刷: 製版が終わったら、スクリーンを印刷台に置いて、インクを上から押し出します。インクが穴を通って布や紙にデザインが転写されるんですよ。

乾燥: 最後に、印刷したものを乾かして完成です!

このように乳剤製版のプロセスは、実はかなり手間がかかります。具体的に言うと、

細かい作業が多い: 乳剤を均一に塗ったり、デザインを正確に転写したり、洗うときの時間管理も大切です。どれか一つでもミスがあると、印刷結果が台無しになっちゃうことも。

時間がかかる: 乾燥や光を当てる時間も含めると、全体のプロセスが長くなります。手作業が多いから、体力的にも負担が大きいんです。

試行錯誤が必要: 初心者の場合、乳剤の塗り方や洗い方を試してみる必要があるので、一度失敗すると、最初からやり直すこともあります。

専用機材が必要: 製版には特殊な機材や材料が必要なので、特に小規模な印刷を考えている方にはハードルが高いかもしれません。

一方、デジタル製版はとっても手軽で楽しい方法なんです!ここが魅力的なポイントです:

デザインの修正が簡単: デジタル製版では、コンピュータ上でデザインをサクッと修正できます。印刷前に調整できるから、失敗が少ないんです。

すぐに製版できる: デジタルなら、版を作るのが早い!デザインをデジタルデータとして用意しておけば、すぐに印刷に進めます。急な納期にも対応しやすいのが嬉しいところ。

少量印刷もお得: 小ロットでも効率よく印刷できるから、特にカスタム印刷やオリジナルデザインにピッタリです。

初心者でも安心: デジタル製版は、専門的な技術がなくても扱いやすいので、初心者でも楽しく始められます!

まとめ

シルクスクリーン印刷は魅力的な技術ですが、その中でも製版作業は特に手間がかかることが多いです。一方、デジタル製版は手軽で効率的なのが特徴です。

もちろん、耐久性などでは乳剤製版の方が優れているなど、それぞれ特徴があります。

それぞれの特徴をうまく併用しながらビジネスチャンスを拡大していくべく、ぜひ製版の内製化ツールとしてデジタル製版機もご検討ください。

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